去る7月10日、下川町バスターミナルで、受賞祝賀会が行われました。
受賞されました方々、おめでとうございます。
そして、遠くから来られた選手やファンの皆様、ありがとうございます。
その2日後に今シーズン初めてのサマージャンプ大会が、
士別市朝日町で開催されました。
下川町からの参加人数は中学生5名、
高校生7名の計13名でした。
下川商業高校出身OBの選手も6名参加していて、
頑張っている姿を久しぶりに見て嬉しく思いました。
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、
スキージャンプと言う競技は試技1本、本番2本を行い、
飛距離をポイントに変え、
更に、飛型点(空中姿勢)を合計した総合得点で順位を争う競技です。
本番1本目の順位で2本目のスタート順が決まります。
一番最後の選手がシードされています。
多くのプレッシャーのかかった中、
天候や風等、外的要因の多いアウトドアの競技で、
2本のベストジャンプをそろえる事はとても困難です。
ジャンプにとって有利な向かい風が常に吹くとも限りません。
その為、どのような条件でも動じない高い集中力が求められます。
私が選手のとき、1本目にミスジャンプをしてしまい、
大会前日から高めていた集中がミスをしたことによって、
一気に崩れた経験があります。
1本、1本ベストなパフォーマンスをする為に集中しなければいけなかったのですが、
順位や結果を期待したが為に、1本目で失敗した結果の方に意識を奪われ、
集中力を欠いてしまいました。
その試合は1本も自分のジャンプが出来ずに、終わってしまいました。
1本、1試合ごとに保し続ける集中力はとても大切ですし、大変難しいです。
また、年間を通してベストパフォーマンスを常に出せる体力も必要です。
来週の22日~25日まで士別市朝日町で行われる、
中学コンバインド強化合宿や大会に、
高橋真情選手、草比呂希選手が参加します。
その合宿の間の24日から28日まで
朝日町、名寄市、余市町、札幌市と連戦ですのが、
集中力を絶やさないようアドバイスや指導を行いたいと思います。
Month: 7月 2009
やっぱりトレーニングは!
今日のトレーニングは、コアをしっかり鍛えてから、
球技をしました。
ユニホックと言う球技を体育館で行いました。
ユニホックとは、柔らかいプラスチックのスティックとボールを使ったホッケーです。
ボールを見るための動体視力も大切ですが、
人の動きを察知、予測し、
チーム内や相手チームとコミュニケーションをとることが、
一番大切です。
コーチはトレーニングの行う際に、
選手達に目的を明確に説明することが大切だと、
SAJ C級コーチ養成講習会で学びました。
それとそのトレーニングを行う選手に対して、
意味を見つけ出させるような、
アプローチをコーチがすることも大切だと…
プラス、やっぱりトレーニングは楽しくないと
を、克彦さんから学びました
しっかり実行していきます
今年一番!
今日は今年一番では?!って言うくらいの暑さでした
私は関西に住んでいたこともあって暑いのは慣れていますが、
少年団の選手にとっては苦手な人もいると思います。
そのことをふまえて、コンバインドとクロスカントリー選手の、
ランニングでのスピードトレーニングを指導しました。
同じコースを3週走ったのですが、
やはり3週目はバテたと言うより、
集中力が切れたと言った感じでした。
顔が赤くなり、フォームが崩れて…
トレーニングが終えてから、給水の大切さを伝えました。
トレーニングで摂取することは勿論のこと、
普段の生活からウォーターローディングを行うように指導しました。
走るときは塩分とミネラルを摂取することと
ご飯を食べる20~30分前には行わないで下さい
満腹になってご飯が食べれなくなり、
夏ばての原因になりますので、要注意
ツール・ド・フランス
ツール・ド・フランスが開幕して第2ステージが終了しました。
沖縄出身の新城幸也選手(ブイグテレコム)が日本人初の5位に入賞しました。
187kmの距離を約4時間30分でゴールしたそうです。
スピードが速ければ速いほど風の抵抗が生まれます。
自転車レースでプロの選手は平均速度が約40km/hに達するそうです!
そのスピードを維持する為には、先頭を走る人は交替で走り、
風の抵抗と体力の消耗を減らし集団を引っ張ることもあれば、
アタックをし、集団から急に飛び出して逃げることもあります。
そのアタックが得意な選手もいれば、上りの得意な選手クライマー、
平地が得意なルーラー、全てにバランスがとれたオールラウンダー、
スプリンター…等々
自分の得意な種目によって作戦やチーム内での役割があるそうです。
風の抵抗があるがゆえに…
クロスカントリーも自転車と同じで、
試合の駆け引きももちろん大切ですが、
いかに風を受けず体力を消耗させない技術も大切です。
スキージャンプはアプローチは小さくなることで、風の抵抗を減らし、
テイクオフ後は抵抗になる風を逆に、浮力に変えなければなりません。
技術、体力ももちろん大切ですが、
私が自転車に乗ることで、風に対する抵抗を肌で感じ、
パフォーマンスが大きく変わることを感じさせられました。
空気が動くことで風が生まれます。
山に行けば空気が薄くなり、そして気温も下がります。
その自然の変化に瞬時に対応出来る能力の大切さを学びました。
この様な経験を少しずつ選手たちに伝えられればと思います。
今日は…②
今日は1日自転車漬けでした。
明日お休みを頂いので、その他用事もあり、
少年団の練習の指導が終わってから
50km離れた実家に帰省することにしました。
当初は車で帰省する予定でしたが、
前回帰れなかった悔しさもあり、
今回も攻めてみました
道のりは車が多いため国道には出ず、
士別まで裏道を走りました。
下川を出るまでは栄養・水分補給を十分に摂取し向かいました。
向かう途中、2つ大きな上りがあり、1つ目は前回も越えたので大丈夫でした。
その後なが~い平地があり、課題は2つ目の上りだと当初は予想をしてました。
が、しかし、そのなが~い平地で急に足が止まり、集中力もゼロに…
また今回もリタイヤか…
しかも前回の場所まで行ってないし
自転車の後ろを車で走っていた妻が、「クエン酸入りレモングミ」を持っていることを思い出し、
貰いたいが為に、自転車を止めたらまた漕ぎだせないと思ったため、
自転車と車で並走しながら「グミ」を受け取りました。
グミは食べやすくまたすぐにエネルギーになるため、
その後の平地、2つ目の山を越えることができました。
士別市内に入ってからは車の通行量が増し、
また日没になった為、前回の夜間の恐ろしさを学んだ教訓を思い出し、
残り10kmで自転車を分解し、車で帰省しました。
次こそは...
今日は…
メンタルを更に強化するために、
高校生2人、中学生1人はローラースキー、
昨日自転車に乗らなかった選手は今日自転車移動で、
朝日町へ向かいました。
私も一緒に同行し、小学生の佐藤慧一(小6)と山を越えました。
彼はかなりの健脚で、上り坂をグイグイ上っていました!
自転車はお父さんのお下がりのようで、
もう父親の自転車が乗れるくらいの成長をしています。
帰りは凄く夕陽が綺麗で、その影もとても綺麗でした。
信号は少なく、自然がとても奇麗な環境でトレーニングできる幸せを改めて感じました。